がんや難病など、完全に治すことがむずかしい病気による“痛み、息苦しさ”などのつらい症状や体力がなくなり病院や開業医への通院がむずかしくなった場合に、医師が患者さんの生活している場所（自宅・施設等）を訪問し、訪問看護師・訪問薬局などと協力して最期まで生活できるよう、支援する医療です。多職種チームで支援を必要としているご本人と家族の在宅療養の支援を行っています。

地域の訪問看護師と連携し、痛み、息苦しさ、不眠など、つらい症状を和らげます。
各種内服薬、坐薬等処方、がん疼痛緩和、在宅酸素管理、中心静脈栄養管理、褥創処置、胸水、腹水穿刺排液、 持続注射（皮下注射、静脈注射、ポートからの持続硬膜外ブロック等）をご自宅で行うことができます。

在宅での療養は保険診療に基づいておりますが、ひと月に訪問する回数や治療内容（在宅酸素・中心静脈栄養・酸素吸入など）で医療費が変わります。また、加入している医療保険負担の割合（1割から3割）、身障手帳の有無などにより負担額が変わってきます。標準負担額は月2回訪問及び24時間緊急体制に対する1ヶ月あたりの負担金額です。

• 当クリニックでは訪問診療の際に別途交通費を頂いております。
  深夜・早朝（PM 9:00〜AM 9:00）、休診日の交通費は（  ）内の金額となります。
  16km未満 500円（3,000円）／17km以上 1,000円（5,000円）（高速道路が必要な場合、高速料金は別途必要となります）
  
• 介護保険利用者の方は、居宅療養管理指導費（584円／月）が必要となります。
  
• 院外処方になりますので、薬剤費は別途必要です（通院の場合と同様です）。
  ご希望があれば、薬局からお薬を自宅へのお届けも可能です（お薬代の他の別途料金がかかります）。
  

• 時間外対応加算１
  

• 連携機能強化型　在宅療養支援診療所 (「第9」の1の(2))　
• 在宅緩和ケア充実診療所
• 在宅時医学総合管理料・施設入居時等医学総合管理料
• 在宅がん医療総合診療料
• がん性疼痛緩和指導管理料

• 診断書、申請書等の文書作成料 等
  
• 予防接種（インフルエンザなど）
  

1ヶ月分の医療費をまとめて請求させていただきます。（翌月10日頃明細書を郵送させていただきます。）翌月27日頃、銀行・郵便貯金より自動引き落としとさせていただきます。
前々月領収書と、前月明細書に同封させていただきます。
詳しくは問い合わせください。